シェア・ニコルソン氏によるファシリテーター候補生の日本での実践研修の評価

北海道での講演とワークショップの実施と並行して、シェア・ニコルソンさんは日本で3チームが試行していたSA-SDMの実践、正しくはファシリテーター候補生の日本での実践研修の評価も精力的にこなしていました。シェアさんは前向きにdecision makerさん(意思決定をするご本人)とそのファシリテーター候補生等を評価し、同時に日本での実施が困難な点も整理していきました。

 

その後、日本でのトレーナー候補である小杉さん(弊法人理事)との長時間に渡る検討を経て、7月1日に私たちに対して、日本での実践モデルの骨格に関する提案をされました。これがその日の最後に写した写真です(私(名川)はカメラなので写ってませんが参加していました。skypeから本間さんが参加していました。PC内を見てください)。

 

提案は前回までのintegrityの維持を主張する方針からざっくりと日本に合わせたシステムへの転換を含むものであり、個人的にはここまで柔軟に提案してくれるとは、と、いささかの驚きを持って伺いました。実は私たちも日本での実践についてはintegirty維持からの変更が必須であるとの考えをまとめてその日にお伝えしたのでしたが、終わってみれば共通点も見出され、考慮しうるものでした。 後は私たちがやるかやらないか、そしてどのようにするか、なのです。が、それとともに私たちは運営上の困難他を含む幾つかの課題も抱えています。冷静に考えれば、今年すぐには出来ないかもしれません。また、実は出来ないのかもしれません。皆さまには、マンパワーほかについてぜひともご理解とご協力をいただきたいと希望しています(それともちろんお金と時間)。

 

どのようにするにせよ、年度後半には今年度のうちに考えられる私たちの提案を掲げてワークショップや講演を行いたいと考えています。その際にはご案内差し上げますので、よろしくお願いいたします。

 

シェアさんは健康上の難しいところを来日し、先程帰国されたと思います。まずは御礼を(こんなところからですが)申し上げたいと思います。

当団体関連

Posted by Oho Mari