アイルランド国立大学ゴールウェイ校のサマースクールに参加してきました

今年のテーマは障害のある人と家庭生活の権利で、およそ30カ国・地域から100名以上が参加しています。期間は6月17日−21日です。

写真は国連障害者権利条約の採択に向けたアドホック会議に関するセッションで、パネリストには知的障害者で初めて障害者権利委員会の委員に選任されたロバート・マーティン氏(ニュージーランド)も含まれていました。

ゴールウェイ でのサマースクール3日目は、「家庭生活を営む権利:親および子どもの視点」のテーマで障害のある方とその家族を中心に発表がありました。とりわけ、意思を問われることなく2人の息子さんが養親に育てられるという裁判所の決定を受けた、Catherine Carterさん (Change UK)が知的障害のある母としての苦闘を経て、現在は英国内外で講演やトレーナーとして活躍されているという発表が印象的でした。

Robert Martinさん (UNCRPD Committee) の支援者であるAlexia Black さん(People First NZ)から、ニュージーランドの障害者戦略や意思決定支援を分かりやすい文章にした小冊子をいただきました。誰にでも理解しやすい情報を提供する取り組みに感銘を受けました。