「支援付き意思決定・意思決定支援」実践モデル講演会、指導者養成研修および模擬研修

「支援付き意思決定・意思決定支援」実践モデル講演会、指導者養成研修および模擬研修の3週間に渡る全プログラムを終了いたしました。 ご参加・ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました!

5月15日の講演会では、シェア・ニコルソン氏とデビー・ノーレス氏より、南オーストラリア州でのSDMモデル実践の事例やその効果、世界的にこのモデルがどのように展開されているかについてなどお話しいただきました。

支援付き意思決定により人生が劇的に変化した数々の事例の紹介や、「障害を持つ人々が、提供されるサービスだけに頼って生きるのではなく、地域に貢献し地域の中で成長する機会を提供される権利があること」「地域社会の一員として本来あるべき場所に身を置き、生活のあらゆる側面に参加する権利を享受できるようになるための支援を行うこと」「この意思決定支援のプロセスを通して地域のインクルージョンを促進し、地域開発につながっていくこと」といったお話もあり、意思決定支援の意義や影響の大きさをあらためて実感しています。

3日間の意思決定支援スキル模擬研修では、今までの方法論がひっくり返った!職場で是非取り組みたいという感想を多くの方から頂きました。

模擬研修と、第2回スキル研修では、2日目までの様々なモヤモヤが、今日の講義や模擬ミーティングでかなりすっきりしてきたのではないでしょうか。 今回指導者養成研修を受講したメンバーは、日本でのSDMモデルの普及に向けてこれから各地でワークショップを企画・開催していきます。今回の模擬研修での学びをもとに研鑽を重ね、パワーアップしてまいりますので、どうぞご期待ください!