バリアのない世界を目指すゼロプロジェクトの国際会議で、SDM-Japanの意思決定支援の取り組みが紹介されました

障害者権利条約の原則と目標に基づき、バリアのない世界を目指すゼロプロジェクトの国際会議で、SDM-Japanの意思決定支援の取り組みが紹介されました。

これは意思決定支援の分科会においてパネリストのシェア・ニコルソン氏(オーストラリア)の発表の中でのことで、障害のある方の夢や希望を引き出し、本人を中心にした支援の輪を広げていくためにはファシリテーターの役割、とりわけ希望を引き出すスキルが大切で、実践的ファシリテーション研修を通じて日本の人材養成に力を注いでいると述べられました。

また、ニコルソン氏の研修を受講後、SA-SDMモデルを実践するファシリテーター研修生へコーチングやメンタリングを一定期間続けることで、ファシリテーションスキルを身体知化できるようフォローすることが養成効果を高めるとも語りました。

SDM-Japanでは日本財団から助成を受け、ニコルソン氏を含むトレーナーを招聘し実践的ファシリテーション研修を実施してきました。 ゼロプロジェクトのゼロとはバリアがゼロ(0)とのことで、毎年テーマに沿った世界中で取り組んでいる革新的な実践や政策の事例を表彰しています。今年のテーマは自立生活と政治参加。会議は2/20から3日間オーストリアの国連ウィーン事務局で開催中です。