プロジェクト終了のご報告と今後の展開について
クラウドファンディングにご協力いただいた全ての皆様へ
1 御礼とご報告
このたびは私ども(一社)日本意思決定支援ネットワークの企画した『揺れるこころを見える化する「トーキングマット」を広めたい!』のクラウドファンディングにたいへん多くの応援をいただきましたことについて、厚く感謝申し上げます。
クラウドファンディング成立後、トーキングマット開発チームにおいて、試行錯誤を重ねてわかりやすい日本語訳を付し、英国トーキングマット社に発注。皆様にお約束した期限のとおり、2020年8月以降、順次日本に届いたトーキングマットの各セットを、ご支援いただいた全ての皆様のお手元にお届けいたしました。
トーキング基礎研修につきましても第4回まで終了し、修了生は合計41名となりました。
これらの様子につきましては【新着情報】に掲載しておりますので、ぜひご覧いただけると幸いです。
なお、皆さまからご支援頂いた資金については、ReadyFor手数料を除いた全額をトーキングマット普及事業のために使用させていただいております。
この間、新型コロナウイルスの影響により、世界全体でこれまでにない経験をすることになりました。SDM-Japanとしてもお約束したリターンを皆様にお届けできるかどうか毎日ハラハラしておりましたが、無事お届けできたことに安堵しております。
イベント・研修等については一部延期となったものもございますが、来年中には遂行できるよう進めておりますので、引き続き見守っていただけると幸いです。
本プロジェクトの遂行のためにご尽力いただいた英国トーキングマット社をはじめ、関係するすべての皆様に深く感謝申し上げます。
2 トーキングマットの一般販売を開始いたします!
今回のプロジェクトでご支援いただいた方だけではなく、より広く皆様にトーキングマットをご活用いただけるよう、2021年1月末を目途に当法人Webサイト上にトーキングマットの購入ページを立ち上げる予定です。英国トーキングマット社への都度発注となりますので、当面、数量は限定されますが、ぜひお買い求めいただけると幸いです。
3 次のプロジェクトは? -SDM-Japanプレゼンツ意思決定支援実践フォーラムにぜひご参加ください!-
本プロジェクトは、トーキングマット普及の第一歩として、英国版オリジナルを日本語に訳したトーキングマットの開発を行うというものでした。結果として、「健康とウェルビーイング」フルセットについては、すでに日本語化することができています。
現在トーキングマット社とも協議中ですが、新たなセットの日本語化を図るべく「次期クラウドファンディング」を実施する予定です。
詳細については、3月13日(土)・14日(日)に開催予定の当法人主催フォーラム(Zoom開催)にて発表予定です。改めてご案内いたしますので、ぜひご予定を確保していただけると幸いです。
4 結びに代えて
トーキングマットは周囲の人だけでなく、本人にとってのwish(望み、希望)が微かであるときはこれを強め、本人も自覚していないときにはwishを新しく見い出して、私たちに会話のきっかけを与えてくれます。もちろん限界があってどんな人にも使えるわけではありませんが、言葉があっても無くても、いろんな方々と一緒にこの「トーキングマット」を介してコミュニケーションを行うことで、選択の幅がひとつ増えていく、そんなことを私たちは目指しています。ともすれば「この人のことはよくわからない」と言われて本人が軽視されるような支援が行われるところを、この会話は違った方向に導いてくれるかもしれません。
トーキングマットが本人の心からの希望を発見し、決定を支援するための重要なツールとして認識され、様々な分野の支援者によって現場で日常的に活用されることを願っています。
皆様には今後とも引続きご理解とご支援を賜りますようお願いを申し上げます。
ありがとうございました。
2021年1月6日
一般社団法人日本意思決定支援ネットワーク(SDM-Japan)
クラウドファンディング発起人
名川 勝・ 水島俊彦・小杉弘子
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